エリア別ガイドビザ・住宅各国の代表的な都市別に、基本情報から交通・医療・住宅情報などをご紹介

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デュッセルドルフ

住宅マーケット概況

日本の住居設備とは異なり、ドイツではキッチンや照明・家具もない住居内容がスタンダードであり、1㎡当たり月額€ 11 ~ 13 前後が平均的な家賃です。キッチンを追加で設置する場合は月額€ 150 前後の賃貸料が加算され、家財付き住居の場合には1㎡当たり€ 17 ~ 21前後となります。
日本人学校へ徒歩20 分圏内は高騰しており、多くの日本人家族が求める3ベットルームは 120 ~ 130 ㎡前後となる事から基本家賃が€ 1600 前後、管理共益暖房費等の付帯費が€ 350 前後、駐車場が€ 100 ~ 150、キッチン付になると月額€ 150 前後が加算され、2ベットルームの場合には 100 ㎡前後となる事からネット家賃€ 1300、共益費€ 300、 駐車場€ 100 ~ 150、キッチン€ 150 の月額合計€ 1850 前後となります。家財付き住居の場合には月額€ 300 ~500 前後加算されます。

駐在員の代表的な住居エリア

ニーダーカッセル地区

閑静な高級住宅街で、居住者層はアッパークラスの方が多く、ステータスのある地域性を誇示。ライン河畔も近く緑も多い住宅街で、また日本人学校へも徒歩10 分前後となることから日本人には憧れの居住地域となります。

オーバーカッセル地区

国籍を問わずデュッセルドルフでの高級志向や利便性、ステータスの高い人気地区で、日本人にも人気の高いエリアです。
 現在は再開発が進み新築ラッシュを呈していますが、新築は1㎡当たり約€ 15~ 17 で、スタンダードでのネット家賃を最高クラスで設定するオーナーが増加の一途です。

レーリック地区

日本人には人気地区となり、日本人学校への通学圏である事と日系の幼稚園まで徒歩圏になり、小さいお子様をお持ちのご家族には人気があります。
この地域も新築等再開発が進みその影響で家賃が高騰し始めています。

カイザースヴェアト地区

当該地区はインターナショナルスクール(ISD)が立地する事から日本人だけでなく英語圏の方には人気のエリアで、新築では1㎡当たり€ 15 前後のスタンダードネット家賃の住居も多く高級住宅街としてのス テータスを呈しています。

ゴルツハイム地区

ドイツ人にも人気の高いエリアで、ライン河畔の緑地帯と木々の広大な自然公園に近く、空港まで車で5分、インターナショナルスクールまでは電車で1本10 分、日本人学校まではバスで1本10 分、市街地 までは電車で10 分と多様性を呈する中間点の高級住宅街になります。

メアブッシュ市、ビューダリッヒ地区

デュッセルドルフ市の西に近接する緑が多い閑静な高級住宅都市であるベッドタウンで、ネット家賃相場は1㎡当たり€ 10 ~12 前後、ご家族向きの瀟洒な美しいドイツの街並みを呈します。
この地域には日本人が1000 人程度居住し、デュッセルドルフに比較して家賃設定もリーズナブルとなり、3ベットルーム以上の住居やハウス形式も多くペットを保有する方やお子様の多いご家族には推奨エリアとなります。

一般的な家具情報

ドイツの住居は基本的にキッチン・照明器具等も付帯せず、全て入居者によりセットアップが必要となりますが、契約前の交渉により家具等を設置することも可能ですので、不動産仲介会社に相談されるのがベ ター。

住宅慣習

賃貸住宅への仲介手数料は契約成約時に発注者が法律に則したネット家賃+駐車場賃貸料の2ヶ月+付加価値税を支払います。
住居への保証金となる敷金は、ネット家賃+駐車場料金の3月分となり、住居 引き渡し時までに振り込みあるいは銀行保証書で納め、退去に伴い利息付きで返還されます。
賃貸住居の契約期間は殆どが固定期間を持たない無期限設定となり、解約は各月末に向けた3ヶ月前の書面による提出が基本になります。
ドイツで生活する上で重要なポイントは「音」ですが、ドイツ人が静かさを重んじる国民である事は居住開始後にすぐに身をもって知らされることになります。
入浴は 22 時までに終わらせ、日曜祝日は楽器演奏、掃除機等は禁止され、飲食店や一部を除く全店舗が閉まり、完璧な休息日になる事から、日本では考えられなかった静かな時間が訪れます。ピアノ演奏禁止の住居が増加傾向です。

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