住宅マーケット概況
サンフランシスコ・シリコンバレーは、世界のハイテク中心地でベンチャーキャピタルの発祥の地です。このため生活環境はハイテク/製造業の景気に左右されています。2000年のハイテクバブル崩壊以降、徐々に戻りつつあった景気も2004年から2006年にかけては顕著に回復が見られ、アパートの空室率は2~5%から2006年度末時点で0~5%とほぼ満室の状況。人気アパートの理想ユニットの契約は退去待ちとなっています。
一軒家・タウンハウス(独立した住まいが連結している住宅群)は理想の住まいを見つけるのが難しく、まれに見つかっても予算をはるかに超える状況が続いています。平均1年契約の賃貸契約の更新時には5~10%ほどの家賃の値上げも常識となっています。
アパートや一軒家等の賃貸物件の家賃がここ数年見られないようなペースで上がり始めています。販売市場の停滞が主な原因です。売却を検討していた大家様や、アパート群を保有している企業・ファンドがローン返済の数値に見合うよう家賃を値上げしているようです。また、住宅購入を検討していた人々が2006年の連続追加(金利)利上げで購入を控え、賃貸住宅に留まっていることも賃貸市場の下支えをしていると言えるでしょう。
駐在員向けの家賃相場(2017年末)
1BEDROOM アパート | 2BEDROOM アパート | タウンハウス 3BEDROOM | 一軒家 3&4BEDROOM |
$2,750~$3,300 | $2,950~$3,550 | $3,300~$3,850 | $3,600~$5,000 |
駐在員の代表的な住居エリア
フォスターシティ/ミルブレー/バーリンゲーム
サンフランシスコ国際空港から南へ約10分。フォスターシティは約30年前に埋め立てられた新しい町で、水辺がたくさんデザインされており、日本人やアジア系の人に人気。治安もよく生活も便利です。
クパティーノ・エリア
サンフランシスコ国際空港から南へ約45分。シリコンバレーの中心に位置する住宅街で、教育レベルが高く日本人、特にアジア系の人に人気。治安も良く住みやすいエリア。日本の大手スーパー(ミツワ)や紀伊国屋などがあります。
パロアルト・エリア
サンフランシスコ国際空港から南へ約30分。有名なスタンフォード大学のあるエリア。シリコンバレーでもかなり家賃の高いエリアで、お屋敷風の家が並んでおり、一度は住んでみたいところです。
一般的な家具情報
通常、家具は付いていません。一戸建ては冷蔵庫、洗濯機・乾燥機が付いている場合があります。照明はありません。アパートの場合は、通常、冷蔵庫、オーブン、自動食器洗い機が付いています。洗濯機・乾燥機は付いている部屋とない部屋があります。アパートの場合はリクエストにより家具を付けて借りることや、希望すれば光熱費込みで部屋を借りることもできます。アパートにはプールやフィットネスセンターがあります。
住宅慣習
- 一般的な仲介料:家賃の1か月分
- 保証金:家賃の1か月分
- 契約年数:通常1年、短期専門は3か月から
- 契約方法:申し込み後に入居審査。入居審査がOKになると契約になります。
- 解約方法:契約内での途中解約は原則的にできません。
- 住宅タイプ:一戸建て(平屋、2階建て)は3~4ベッド、2バスルーム。タウンハウスは2~3ベッドで、1階が駐車場、2階、3階が住居。コンドミニアムは分譲マンションを賃貸しています。 変更後
不動産会社紹介
- 社名:REDAC San Jose Office
- 住所:19925 Stevens Creek Blvd., Suite 100, Cupertino, CA 95014
- Tel: (408) 973-7890 / Fax (408) 973-7250
- e-mail: infosj@redacinc.com