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中国での住まい探し

長谷岡 勲(蘇州3年、上海3年滞在)

物件探し

私は仕事の関係で、上海から蘇州へ引越すなど中国で何度か住まいを変えましたが、中国で物件を探す場合は現地の不動産会社などに何件かあたり、いろいろ希望を言うことです。ほとんどが「それくらいの物件だと、その予算では無理ですよ」と、希望を跳ね返されます。不動産会社も商売なので、特に外国人だと結構、高い金額をふっかけてきたりするので要注意です。とにかくなにを言われても、よほど時間に余裕がないとき以外はあくまで自分の希望条件を設定し、予算などは変えずに根気よく探すことです。

入居前

物件を内件する場合は、周りの環境や安全面などを確認し、家の中では水周りやガスなどに問題ないか確認します。トイレもしょっちゅう詰まることがあります。水回りに関しては十分なチェックが必要です。たとえ見た目が綺麗でも要注意です。少々高い物件でも、設備などがしっかりしている物件を選ぶようにするといいでしょう。その点、外国人が長い間住んでいた家は比較的安心かもしれません。

契約

契約時は、家賃の支払い条件や敷金などをきちんと確認してください。月額の家賃は物件によって支払いが3か月に1回、または1か月に1回という感じで大家さんと交渉をします。敷金は、できるだけ少なめに交渉することをお勧めします。2か月敷金、1か月分家賃支払いなどで契約してしまうと、退去の際、大家さんによっては色の塗り替えなどが要求され、敷金のほとんどをとられてしまうことがあります。

どうしても交渉が難しい場合は、例えば敷金と家賃を逆にして1か月敷金、2か月分に1回の家賃支払いなどで交渉してみてください。それでも難しい場合は2~3日、間をおいたりすると向こうから連絡が来てOKという場合も多々あります。大家さんによっては、規則で支払い条件が決まっているなどと言う人もいますが、そういう規則はなく中国ではすべて交渉可能です。

外国人の場合、きれいに物件を使い、支払いもきっちりしているという印象がこちらの人にはあるようです。一般的に日本人は好まれるので、ゆっくり交渉することが大切です(中国の方などに一緒に交渉してもらうとなおいいでしょう)。

住んでみて

実際に住み始めると、やはりあちこちに潰れている個所や不具合などが見つかります。その際は、基本的に大家さんにすべて言って直してもらいます。そのために、大家さんと仲良くなるのも一つの方法です。私は、今住んでいる物件の大家さんとは一緒に旅行に行ったり、たまには食事に誘ったりしています。仲良くなればいろいろ助けてくれるし、温かい人もたくさんいます。中国では人間関係が重要です。相手から信用してもらえれば物事はスムーズに進みます。