一番多いのが寝つきが悪い「入眠困難」。疲れていたり、悩みごとがある場合に多くなります。緊張が強いと起きる自然な不眠で、時々なら心配ありません。
途中で目が覚めること。一回起きて、すぐに眠れるならそれは正常。何度も目が覚めるなら早めの対策が必要。中途覚醒はストレスに耐える力が弱くなっているためで、薬よりもその悩みのマネジメントが大切です。
一番よくないのが、朝早く目が覚めてそのあと眠れないという「早朝覚醒」。早朝覚醒は"うつ"のサイン。深刻にならないうちに早めに治療が必要です。海外では単なる不眠症ではなく、その下に身体疾患、うつ病などが疑われるケースが少なくありません。
○対策 就寝前のお酒はやめましょう。特に駐在員の方は、「眠れないからお酒を飲む」という人が多いのですが、寝酒は不眠のもとです。
○対策 体内時計は、起床後に日光を浴びてリセットされます。休みの日でも、朝、規則正しく起きて、まず、窓を開けましょう。また、休み時間は必ず外へ。これだけでも随分違います。
○対策 規則正しい3度の食事。特に単身者は不規則になりがちです。朝食べず、夜の量が一番多い方は要注意。しかも、脂っこい食事とお酒が続くと、睡眠物質が溜まらず、日中の覚醒レベルも上がりません。そうなると、昼は頭がボーッとして、夜は眠れないという不眠体質になってしまうので要注意です。
駐在者、あるいは短期出張者を含め、疲労、交感神経系の緊張に、過度の飲酒、ストレス解消と称した負担の多い運動が重なってストレスが増大するケースが増えています。
○対策 その日のカラダの疲れはその日に取りましょう! 海外ではシャワーだけという方が多く、湯船にゆっくりつかるということは難しいかもしれませんが、できる方はぜひ実践してください。血行もよくなり老廃物も流れやすくなります。
○対策 家庭内・職場で互いに、酒量・酔い方をチェックしあいましょう!量が増えた、酔い方がおかしい。何か変化がないかを、ご家族で、あるいは職場内や飲み仲間同士で相互に注意してください。酔って記憶が脱落した=ブラックアウトはメンタル面で要注意のサインです。
海外生活はハードそのもの。ストレスを溜めないで、というほうが無理な話。
だから、まず、緊張、葛藤、不安などカラダケアからスタートしてみましょう。