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ビザ

「入国審査証」「査証」などといわれ、海外渡航者が正当な理由で渡航していることを訪問国が証明したもの。ただし、ビザ=入国許可ではない。入国を許可するか否かの判断は、その国の入国審査官により行われる。

ビザの有効期限

ビザに定められた条件のもとでの入国できる期限のこと。入国後の滞在可能期間ではない。滞在可能期間は別途「滞在許可証」や「居留証」で定められる。なお一部の国ではビザと滞在許可が同時に与えられる。この場合にはビザの有効期間と滞在可能期間が一致する。

ビザの種類

渡航の目的に即したビザを取得する。「観光ビザ」、「留学ビザ」、「永住ビザ」、「就労ビザ」などがあるが、国によっては更に細分化されている。また、一定期間内、何度でも出入国できるマルチプルビザと、1回の入国しか行えないシングルビザがある。

Work Permit

労働許可証。滞在国での就労を許可する証書。就労ビザでの入国が求められた場合でも、別途労働許可証の取得が必要となる場合がある。また、この証書に定められた条件のもとでしか就労はできない。

滞在許可証/居留証

その国での滞在可能期間を明記した証書。この期間を超えての滞在は、ビザが有効期間内であったとしても、基本的に不法滞 在となるので注意が必要。

Recommendation Letter

会社推薦状。就労ビザ申請者の雇用者が申請者の身分を証明、保証し、ビザの発給を依頼する書面のこと。

Invitation Letter

招聘状。渡航先の企業・政府機関などから発行される書類。渡航目的や身元の保証内容などが明記される。

認証

公の機関による証明のこと。国際的に通用する認証を得られるのは外務省や公証人役場等に限定される。

アポスティーユ(Apostille)

本来駐日領事による認証が必要な書類に対して外務省、公証人役場等が与える証明のこと。ハーグ条約が定めているもの で、これを得ると駐日領事による認証がなくとも、駐日領事の認証があるものとして、提出先国で使用することが可能となる。ベルギーをはじめ欧州赴任時などに必要となる。

Personal History

英文経歴書。申請者の学歴、入社年、所属部署履歴などを記したもの。経歴書に相当する。

Certificate of Employment

雇用証明。渡航後勤務先からの採用通知、雇用契約書または最近の給与明細などを用いることもある。

外国人体格検査記録

中国入国後に取得する居留証を得るために受診が定められている健康診断の結果記入用紙のこと。日本国内での受診は大使館 指定病院(日中友好医院、大阪市立総合医療センター)、国公立病院に限定され、医師の署名、病院の印などが必要となる。日本国内での受診結果に対する有効性については就業証の申請都市等により異なるため、日本国内受診が適切でない場合もある。

※各国ビザの取得・申請情報については、【海外赴任 navi】海外赴任総合情報サイト(https://world.relocation.jp)を参考にして下さい。