海外赴任リロケーションガイド赴任の準備方法や手順など、生活の基盤となる情報をご紹介

荷物の種類

電気製品

①赴任国の電圧事情

電圧は各国で異なるので、日本の製品を持ち込んだ場合は、その国の電圧に合わせた変圧器(トランス)を用意しなければならない。世界の電源電圧は、次のように大きく三つに分類できる。
100 ボルト用の日本の電気製品を、それぞれの地域の電圧に合わせるための変圧器は「1500 ワットまで」などと容量が定められている。したがって、変圧器を購入する際は、同時に使用する電気製品のワット数を合算して、それが収まる容量のものを選ぶ必要がある。また、地域によっては電圧が不安定なところもあるので、パソコンなどを使う場合には「定電圧電源装置の内蔵された変圧器」を用意したい。プラグの形式は 7 種類あるので、トランス側のプラグをその形式に合わせる必要がある。

②現地のテレビ放送

海外では日本のテレビも DVD デッキも受信しない。

③赴任期間

任期が 1 ~ 2 年と短い場合は、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、日本国内に保管しておく方が合理的である。

④規制の問題

情報管理のほか宗教上や風俗上の観点から、持ち込みを厳しく規制している国も少なくない。220 ボルト以上の電圧になると、湯沸しポットはすぐ沸くし、アイロンもすぐに使えるので快適である。しかし、日本の電気製品を変圧器を通して使うと時間もかかるし、その質が悪ければ故障もしやすくなる。

家 具

勤務先の定める引越荷物の物量制限から、全ての家具を持っていけない場合があるので確認が必要だ。

台所用品

和食器類は海外では入手しにくいので、できるだけ持参する。ただし、乾燥しやすい国に漆器などを持っていくと、すぐにひび割れるし、床がタイル張りの生活ではガラス・陶磁器もよく割れるので高価なものは日本に置いていったほうが無難である。

衣類・下着類

最近はどこの国でも、たいていのものが手に入るが、品揃えやブランド物までは望めない地域もある。子供の衣服などは全て持参し、浴衣は、交流学習、行事、その他の活動に重宝する。(丈が伸ばせるものを用意)
日本文化紹介などのために、大人も浴衣や下駄、和服・帯・草履などを用意したいが、高価なものでなく、現地で誰かにあげても惜しくない廉価なものが望ましい。

日用品

日用品は、外国では、入手が困難ということではないが、スリッパやサンダル、工具類、ハンガー、洗濯バサミ、タオル類なども持っていくとよい。
小学校高学年から家庭科で使う「裁縫道具セット」は、子供が小さくても買っておくと便利である。教育用であるため、縫い針と糸の品質、強度が優れている。子供の使っている学用品は、全て持っていくとよい。

食料品

最近では、海外でも日本の食料品が手に入るようになった。
米も、カリフォルニア米やオーストラリア米、タイの香米などは、色・つや・粘りなどが日本の米と似ている。世界中どこへ行っても麺料理はあるが、日本のそばやうどんが恋しくなることがある。即席ラーメンやカップラーメンも、重宝されている。調味料もたいていのものは手に入る。わさび、辛子、七味、山椒など和風スパイスも基本的に手に入る。昆布、ワカメ、削り節、海苔などの乾物類は保存がきくので持っていくとよいが、湿ったりカビがつかないよう、梱包に注意したい。

化粧品

化粧品は、赴任先の規制・課税対象品となっている場合があるし、大量に持っていっても変質の心配がある。普段使い慣れているものを少し買い足して持っていき、足りなくなったら赴任国で似たようなものを調達すればよい。

男性用の 24cm 以下、女性用の 22cm以下の靴、また足幅の広い靴は、海外では品揃えが限られている。

引越の物量は、航空便は Kg(キログラム)、船便は m3(立法メートル)、またはcft(キュービックフィート)の単位で量られます。Kg(キログラム)はイメージがつきやすいと思いますが、船便の cft(キュービックフィート)については、下記を参考として下さい。

※ 会社負担の範囲、現地住居の状況、赴任先前任者の情報を基に、持っていく家財を決めましょう。