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ペットシッターとのつきあい方

ペットシッターとは

環境の変化を嫌うペットのために、シッターが飼い主の自宅に行き、普段と変わらない環境の中で留守番中のペットの世話をすることをペットシッターと呼ぶ。旅行、出張、病気などでペットの世話ができない、仕事が忙しくて十分遊ばせてやれない、そんな方に最適なサポートである。1日1回1時間ほどの中で食事、トイレ、散歩などの世話をシッターが責任をもって行う。便や尿の様子からも健康チェックをし、ペットの様子をその日ごとに報告書に記入する。緊急時はまず飼い主と連絡をとり、場合によっては病院に連れて行くこともあり安心だ。「留守中の飼い主」がまさにペットシッターである。

ペットシッターの利用方法

ご利用手順

  • 1

    留守をされる日程が決まったら、まずはペットシッターSOS加盟店あるいは本部へ電話をする。

  • 2

    利用前にシッターが自宅へ伺い、ペットの食事内容、健康状態、トイレの始末など事前に細かい打ち合わせを行う。散歩が必要なワンちゃんは日常の散歩コースの確認を行う。

  • 3

    打ち合わせ後、お見積もり料金を算出し、合鍵をお預かりする。

  • 4

    利用日にペットのお世話にシッターが伺う。

  • 5

    最終日または後日お預かりした合鍵を返却。

利用者の声

◇家族旅行も安心

我が家のワンちゃんは、躾もほとんどしてなかったことから、とても寂しがり屋で、ペットホテルでは可哀想と思い、家族での旅行は控えていたのですが、ペットシッターの存在を知り、利用してみました。心配していたのですが、帰ってみるとワンちゃんはとても元気。留守中の様子も「シッティング報告書」で詳しく分かり、とても安心しました。今では我が家にはなくではならないサービスだと思っています。(東京都新宿区・木村)

◇「さすがプロ」と感心

猫を3匹、犬を1匹飼っていて、留守にする時はとても大変。知人や遠方の姉妹に頼んでいましたが、今回は思い切ってペットシッターに頼んでみました。初めての人でしたが、FCにも加盟していて、保険も掛かっているということで、信用してカギを預け世話をお願いしました。結果は大正解。報告書で様子もよく分かり、さすがプロと感心する点も多々。留守宅に毎日入ってもらえることも却って安心しました。(横浜市・長谷川)

人材育成と信用性向上へ

「ペットシッター」という言葉はペットとベビーシッターを合わせた造語で、これはれっきとしたわが社の登録商標(登録番号第3330763号)。あまりに適切な表現だったため、いまでは一般用語のようになってしまっている。
この名称を使って、それに恥じない仕事をしてくれるのならあまりうるさくは言わないようにしているが、勝手に「ペットシッター養成」などと称してレベルの低い事業者を乱造しているようなところも見受けられるので、そのようなところには警告も発している。
ペットシッター業は、今後日本社会にますますなくてはならないサービスになっていくと思われる。 このサービスがよりよく定着するためには、質の良いペットシッターが増えることが何よりであり、それがこの仕事をより確実なものにしていくものと思われる。
ペットシッターSOSは信頼のペットシッター育成とその信用性を高めるための努力を今後も続けていきたいと考えている。

飼育環境の変化に対応したシッティング

ペットシッターSOS本部 代表
名取 巌

ここ数年の間にペットシッターに対する業務依頼が急増している。これはペットを飼育する絶対数の増加と、それ以上に飼育環境の劇的な変化に拠るところが大きい。犬をとってみれば、以前のような「番犬」といった飼われ方はほとんどなくなり、家族、それも自分の子どもと同じような感覚で飼われている。他のペットもほぼ同様で、このような傾向は今後も続くと思われるので、ペットシッターもそれに対応したシッティングを心がけていかなければならないだろう。さらに今後増えてくる老犬、老猫など老ペットの介護シッティングの需要にも対応していく必要がある。