エリア別ガイドビザ・住宅各国の代表的な都市別に、基本情報から交通・医療・住宅情報などをご紹介

ボストン

住宅マーケット概況

歴史のある街ボストンでは、築70〜100年といった建物は珍しくなく、"古くて高い"ボストンのアパートに最初は戸惑いを覚えるかもしれません。
優良物件は、募集の告知が出てすぐに入居者が決まる傾向にあるため、条件に合った物件が見つかったその日にご契約をするのが得策です。
実際に物件を見てから決めたいと希望される場合、賃貸需要の高いボストンでは選択範囲が狭まってしまい、ホテルや割高な短期アパートに数ヵ月滞在することになるため、最近ではご赴任前に物件をお申込みする方が一般的です。

代表的な住居エリア

ボストン市のバックベイ、ブルックラインは人気はありますが、空き物件が少なく、多くが個人家主の物件となるため最近は、ハーバード大、マサチューセッツ工科大学のあるケンブリッジ市も人気です。
特に公共交通機関のMBTAレッドライン終点のエールワイフ駅周辺も築浅高級アパートが多数所在し家賃もダウンタウンより低めとなり注目されております。
車の運転が得意でない方も、レッドラインでダウンタウンの方にも通勤が可能です。
また、車で通勤可能な場合は、学区レベルが高いベルモント、レキシントン、ニュートン、アーリントンを選ぶ方も多いです。
州都ボストンの2大産業が医療と教育であるマサチューセッツ州は、教育先進州と言われています。その教育システムは、近年なされた連邦レベルと州レベルでの教育改革が大きな柱となっています。
前者がブッシュ大統領によって2002年に制定された「落ちこぼれゼロ」法(NCLB)であり、後者が1993年に成立された「マサチューセッツ州教育改革法案」です。
NCLBに先駆け、同州では1998年より、「マサチューセッツ州総合評価システム=MCASテスト」が実施されています。テスト結果はマスメディアによって公表され、行政区、学校、人種などあらゆる側面から詳しく分析され、人々の高い関心が寄せられるため、その街の不動産価格にも反映されます。

家具情報

家具なしの物件が一般的ですが、キッチンには冷蔵庫、コンロなどの設備が備わっています。
ブルックラインなどのダウンタウンエリアはランドリーが室内に設置されている物件は少ないですが、築浅アパートメントは設置されていることが多いです。

住宅慣習

仲介手数料

賃貸の1か月分

契約に必要な初期費用

最初の月、最後の月の家賃、1か月分の保証金(合計3か月分)、その他鍵の交換費、エレベータの特別使用料、管理会社への登録費など。

契約期間

数カ月などの契約も可能だが、かなり割高となるため、基本は年間契約。短期家具付きアパートもあるが、かなり数が少なく、割高。

解約方法

個人家主物件に関しては原則的にはできませんが、万一解約をする場合は、まず大家に一報し、次のテナントを探す方法を確認。(テナントが次を探すのか、大家が探すのか)いずれにしろ次のテントが見つかり契約発生時まで家賃を払い続ける義務があり。
清掃費、修繕費は解約をするテナントが持つことになっております。大手管理アパートビルによっては、60日前退去通知+ペナルティー付で解約方法が契約時に示されているところもあります。

その他の情報

日本人学校

ボストン郊外のメッドフォード市には日本人補習校「ボストン日本語学校」があります。

日本食

日本食が購入出来る主な食料品店は「えびすや」「マルイチ」、韓国系の「H Mart」が人気です。

日本語が通じる医療機関

日本語が通じる一般内科医は石川定氏(617) 789-2563、家庭医学はマッコルゲン裕子氏(617) 566-9856、歯科医はブルックハウスデンタルの小原佳代子氏(617)566-1717、Yamamoto Associatesの山本英夫/里見氏(617)332-7947 です。

情報提供元

○社名:Relo Redac,Inc.(Boston Office)/ リログループ
○住所: 20 Park Plaza, Suite 414 Boston, MA 02116
○ TEL:617-413-2024
○ URL: http://www.redacinc.com