エリア別ガイドビザ・住宅各国の代表的な都市別に、基本情報から交通・医療・住宅情報などをご紹介

ロンドン

住宅マーケット概況

2025年市場に出回る賃貸物件数はコロナ禍前の80%ぐらいの戻り状況となり、12ヶ月前対比での家賃の全体的な値上がり率は昨年に続きおよそ3%、月によっては若干のマイナスとなることもありました。
特にロンドン中心部は2022/23年に極端な値上がりが続き、家賃は天井まで達したという声もあり、マイナス上昇が続いておりました。この9ヶ月間は穏やかな状況だったといえますが、昨年以来検討が続く新しい賃貸に関する法律Renters' Rights Bill は家主にとって不利な状況になるとの声が相変わらずで、更に2030年を目指しEPC(エナジー効率)に関する規定が厳しくなること、またインフレ率2% を目標としつつも、未だ4%弱という状況は住宅ローンだけでなく、様々な経費上昇にも及び家主側の負担は増え、今後賃貸市場から遠のく家主が増えるだろうとの声は相変わらず。その結果賃貸物件の供給不足により家賃上昇が始まるのではと予想されており、予断を許さない一年になるかもしれません。

代表的な住居エリア

ロンドンの日本人駐在員85%はテムズ川の北側、15%が南側に住んでるといわれています。

セントラルロンドン(中心部)

最も需要の多いエリア。交通の便がよく、通勤、買い物にも便利なセントジョーンズウッド、スイスコテージ、また高級エリアと知られるケンジントン、ノッティングヒルは日本人駐在者に人気があるエリアです。ビクトリア、ウェストミンスター、またバンク周辺は単身者を中心に需要が増えています。

北部

シティーにアクセスが良く、古くから日本人コミュニティーが根付いている地区。日本人児童の受け入れ体制が整った良い現地校が多い場所としても知られ、家族向けのエリアです。

東部

第二の金融街と知られるカナリウォーフには築浅高層マンションが多く、日系会社が集まるバンク周辺にも交通の便が良いので、近年人気が出てきている地区です。

西部

日本人学校があり、イーリング、アクトンを中心に大きな日本人コミュニティーがあります。このエリアはご家族にも単身者にも便利で、西部の中心地として栄え、エリザベス線の開通により中心部への移動も便利になり、更に人気を集めています。

南部

緑の広がる南部地区は、一戸建ての物件が多く、ご家族向けのエリアとして知られています。
一方で中心部に近くアメリカ大使館を中心としたNine Elm開発エリアは近年新築物件の建設が続き、注目を集め始めております。

家具情報

ロンドンの賃貸物件で多いのが、furnishedと呼ばれる家具付き物件です。ただし、地域や高級物件によってはunfurnishedと呼ばれる家具なし物件が多くなることもあります。高い家賃での申し込みにより、家具を追加することができるケースもありますので不動産仲介会社に相談するとよいでしょう。

住宅慣習

一般的な仲介手数料

契約書代金として£300 + VAT(ただし不動産会社により異なる)。個人契約にはかからない。

デポジット(敷金)

通常家賃の5週間分をデポジットとして、また家賃の1週間分を申し込み時にホールディングデポジット(手付け金)として支払うことが一般的です。

契約年数(賃貸借期間)

1年間から最高3年間

契約方法

法人契約 / 個人契約

住宅タイプ

日本のマンション/アパート型物件をフラット、家をハウスと呼びます。英国では一軒家を階ごと、また部屋ごとに改造したコンバージョンフラットと呼ばれるものもあります。ハウスには、テラス、デタッチ(一軒家)、セミデタッチ(二軒家)、タウンハウスなどがあります。

その他の情報

日本人学校

ロンドン西部には、文部科学省認定の日本人学校があり、日系幼稚園も充実しています。同じ様に北部も、国語の補習授業校と日本児童向けの幼稚園があります。

日本食

日本人以外からの需要が多い中心部はもちろん、ロンドンの至るところに日本食レストランや食材品店があります。また、現地スーパーでの取り扱いも増えているので、日常生活に困ることはありません。

日本語が通じる医療機関

日本語対応が可能な医療施設は、ジャパングリーンメディカルセンターシティクリニック(中心部)、アクトンクリニック/レディースクリニック(西部)、ロンドン医療センター(北部)などがあります。健康診断や予防接種も対応している場合がありますので各施設にお問い合わせください。

情報提供元

〇社名:Relo Redac Strattons Limited
〇住所:Charles House, 108-110 Finchley Road, London NW3 5JJ
〇TEL:+44(0)20 7431 7755
〇URL:https://redacstrattons.com/jp/
〇E-Mail:lettings@redacstrattons.com