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住宅マーケット概況

ロサンゼルスカウンティの賃貸市場は上昇傾向が続いています。温暖な気候を求める人たちの増加や過熱しすぎた不動産売買マーケットから賃貸に転じた層の増加などがその理由です。契約更新による値上げの上昇幅は若干落ち着いていますが、アパートメントの賃料では年間10%を超える上昇も見られます。
近年日本企業の赴任者で他州からロサンゼルス地区に転勤される方も増えています。日本人駐在員が最も多く住むエリアはサウスベイ地区のトーランス、パロスバーデスで、子供のいない世帯はウエスト地区のサンタモニカ、マリナデルレイなどに多く居住しています。  オレンジカウンティは住宅の開発が進み、不動産価格は南カリフォルニアで最も高いとされています。就労人口の増加でアパートメントの賃料の増加が著しく、生活コストの上昇が懸念されています。

駐在員の代表的な住居エリア

サウスベイ地区

最も多くの日系企業がオフィスを構えるトーランスには、ゲートに囲まれたタウンハウスや一戸建てが建ち並び、周辺には日本人学校・日本食を取り扱う大型スーパーも数多くあって生活しやすい環境です。小高い山の上にあるパロスバーデスは公立校のレベルが高く、周辺の地域より不動産価格が高いことで有名です。

ウエスト地区・イースト地区

ウエスト地区ではサンタモニカ、マリナデルレイ、ブレントウッドなどが有名ですが、賃料はサウスベイ地区より割高です。公立校のレベルが高い地域が多く、アジア系人口は少ないものの、白人のエリートが多く住んでいる地域です。イースト地区のパサデナはダウンタウンへの交通の便が良く、電車でアクセスできるため、最近単身の世帯に特に人気です。お子様連れの世帯にはアーケイディア、サンマリノが人気ですが、日本人居住者は減少しています。

オレンジカウンティ

代表的な住宅地はアーバイン。公立校のシステムが充実しており、レベルも高いことで全米からモデル都市として人気を集めています。周辺のコスタメサ、ファウンテンバレー、ハンティントンビーチは比較的リーズナブルなアパートメントも見られ、公立校の評判も良い地域。オレンジカウンティは開発が進み日本人居住区も年々広がりを見せています。

一般的な家具情報

家具なしの募集が一般的。短期間の滞在者向け家具付アパートメントも存在しますが、小さいユニット(Studio等)に限られています。この場合フルサービス付の短期ホテルアパートメントと、シンプルな家具が付属の長期リースとに分かれます。アパートの住宅設備はキッチンにコンロ、食器洗浄機、オーブンなどが取り付けられているのは一般的ですが、電子レンジは物件によって異なるので確認が必要。タウンハウスや戸建てには冷蔵庫や洗濯機、乾燥機がないのが一般的。テナント(借り手)が自分で調達するのが一般的ですが、近年貸主が修理は負わずに設置した状態で貸し出すケースも増えています。ほとんどの室内はカーペット敷きですが、リニューアル工事などで、ハードウッドフロアーを施す物件も多く見かけます。

住宅慣習

  • リロケーション時の仲介手数料:賃料の1か月分
  • 保証金:1~2か月分
  • 契約年数:最低1年が一般的。ただしアパートメントではマンスリー、6か月以上と物件によって異なります。
  • 解約方法:契約期間内は原則解約できませんが、万一解約をする場合は次のテナントが入居するまでの賃料の支払い義務が生じます。契約満了後は取り決めがない限り、月ごとの自動更新で30日前の事前予告で解約が可能となります。

不動産会社紹介

  • 社名:REDAC, Inc.
  • 設立日:1986年2月
  • 対応エリア:ニューヨーク、ニュージャージー、シカゴ、デトロイト、ロサンゼルス、サンノゼ、サンフランシスコ
  • スタッフ数:約70名
  • サービス内容:住宅不動産の賃貸斡旋・売買・投資、短期アパート運営、不動産管理、アセット・マネジメント、商業不動産、短期オフィスサービス、全米リロケーションサービス、ローン提供など
  • アピールポイント:リダック・サンノゼ・オフィスでは、一般の不動産業者と異なり、不動産仲介業務だけでなく生活サポート業務も提供(赴任スムース・サービス)。生活に必要な行政・公共機関への手続きのサポートや車、家具などの購入のサポート、公共料金の口座開設代行、お子様の学校への編入手続きのサポートなど、ご家族の滞在に必要な情報を事前に入手し、お手伝いしております。

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