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中国

駐在に必要な Z ビザ

2017年4月より新しく外国人出入国管理条例が交付され、ポイント制に移行した。外国人は条件によってA類・B類に区分されて必要書類やリードタイムが異なる。
就労のための「Zビザ」を申請するには、現地公的機関で発行された「外国人工作許可通知」が必要。
外国人工作許可通知取得後に中国大使館指定サイトにて申請書を作成し、印刷、申請番号が発行される。印刷した申請書を日本の中国ビザセンターに持参し、ビザ申請を行う。2021年2月8日から一部条件をのぞき生体認証のために申請者自身の出頭が必須となった。
尚、中国がバーグ条約に加盟したことにより、2023年11月17日から領事認証が不要となりアポスティーユ認証へと変更になった。また、申請方法は東京・大阪・名古屋・福岡など申請するビザセンターによって予約制の有無など制度が異なるため注意が必要だ。
「Zビザ」を取得して中国に入国した後は、工作許可証(働く許可)と居留許可証(滞在の許可)の申請・取得を行う。これらの申請期間はパスポートを預けているため、海外出張はもちろん、身分証明書不携帯のため、原則として申請エリア内から出ることができない。入国後のスケジュールなども十分注意する必要がある。
(編集部注記:コロナ禍による追加措置は2022年12月末現在の情報)

主な就労用のビザ

・Z ビザ

申請・取得の基本パターン

パターン②

必要書類

本人の現地許可取得用

・パスポートコピー
・証明写真
・卒業証明書
・履歴証明書(経歴書)
・派遣任命書
・外国人体格検査記録
・犯罪経歴証明書

本人の就労ビザ用

・パスポート原本
・証明写真
・オンラインビザ申請書
・外国人工作許可通知
・PCR 検査陰性証明書

家族帯同ビザ(S-1 ビザ)

・パスポート原本
・証明写真
・オンラインビザ申請書
・招聘状
・戸籍謄本
・赴任者本人の居留許可証コピー ※
・赴任者本人のパスポートコピー ※
※ 赴任者本人の渡航後に別申請をする場合のみ申請手続きが必要である
・PCR 検査陰性証明書

取得までの流れ(赴任者本人)

必要書類の準備

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書類を現地法人へ送付

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外国人工作許可通知を取得
発給まで2~4週間 (申請エリアにより異なる)

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許可を日本に送付

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オンライン申請書入力
印刷、申請番号発行

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中国ビザ申請センターで申請
発給まで7日(コロナ禍では不確定) ※本人出頭

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赴任

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工作許可証・居留許可証の申請
※中国入国後30日以内に申請手続きが必要である

※コロナ禍での出入国情報変更には注意。
VISA情報は変更になる場合がありますので、詳細は下記へご確認下さい。

<問い合わせ先>

●中国ビザ申請センター(東京)

〒135-0063 東京都江東区有明3-7-26

●中国ビザ申請センター(大阪)

〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町3-3-7





TEL:03-3599-5515
※その他、名古屋に申請センターあり