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航空券

単身、家族帯同、役職などにもより、座席クラスや航空会社(日系、外資)にて海外駐在規程に定めています。早めに予約をすれば、安く航空券を押さえることもできるのですが、キャンセル条件など航空券の種類は様々です。また、ビザの取得と連動してきますので、ビザの手続きの進捗を見て取得することになります。ここでは、航空券の種類や取得の際に注意事項をご紹介いたします。

【航空券の種類について】

      

正規運賃航空券

(ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラス)発行日より1 年間有効で、予約変更・経路変更・払戻しなどが可能。ただし、エコノミークラスには、途中降機、乗り換えに制限があるものも存在する。他の航空券の運賃に比べ料金が高いためピークのシーズンでも席の確保は比較的容易である。

      

正規割引航空券

(ビジネスクラス・エコノミークラス)
各航空会社が独自に定めた運賃で、原則、往復とも同一航空会社を利用。経路変更・予約変更は不可の場合もある。また取り消し・払戻しには、各航空会社所定の手数料がかかる。早期予約・購入(早割り)運賃も販売されている。なお、「早割」は運賃が安い分、発売期間や購入期限の制限が厳しく設定されている。

      

格安航空券

(ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラス)様々な制限がつくかわり、料金が安い航空券で、旅行代理店でのみ購入可能。

制限はパッケージツアー用というのが基本になるため、帰国便を確定した短期間のFIXタイプの航空券が主流。またチケットタイプは様々なので、詳細は各旅行代理店に問い合わせる。

【FIX チケット、OPEN チケットについて】

      

FIX チケット

出発前に利用する全便の予約を確定し、出発後は日程の変更ができない航空券。

      

OPEN チケット

出発後に帰国便の日程の変更ができる航空券。出発前に帰国便を確定しなくてもよい。

      

FIX OPEN チケット

出発前に利用する全便の予約を確定する必要があるが、現地にて帰国便の変更ができる航空券。航空会社によって、変更に際するチャージ、規定等異なる。
※OPEN・FIX OPEN では、航空券の種類によって変更できる回数が異なる。

【注意点】

国際線ご利用時は、パスポート名記載のローマ字綴りと航空券名が一致しないとご搭乗いただけません。(1文字でも相違があるとご搭乗できません)⇒予約後にご搭乗者氏名の変更(姓名の順番、スペル修正含む)はできません。また搭乗者を変更することもできません(。一致していない場合、搭乗者を変更する場合は、新たに予約・購入が必要となります)

〈注意が必要なケース〉

       

ご結婚などにより、姓が変更になった場合

旧姓のパスポートをご利用の場合は、旧姓でのご予約が必要となります。

       

パスポートとマイレージカードのお名前表記が異なる場合

パスポート名とカード名が一致していないと事前のマイレージ登録ができません。

一致していない場合はマイレージカードの登録名をパスポート名にご変更ください。

       

二重国籍の場合

ご搭乗時にご利用になるパスポートのお名前( パスポート情報) でのご予約が必要となります。

       

敬称について

敬称は大人の場合はMR またはMS、小幼児の場合は、MSTR またはMISS で表記されます。

       

二重予約について

同一名・同一日、便での二重予約は航空会社に発覚した時点で、自動取り消しされる対象となり非常に危険です。

また、日付が異なる場合でも航空会社によっては二重予約と判断し、自動取り消しを行うことがあります。

       

事前座席指定について

エコノミークラスの事前座席指定は利用する航空会社や購入する運賃によって有料なのか無料なのかなどの条件が異なります。なお、座席はチェックイン(搭乗手続き)時に確定となります。そのため座席指定における事前とはチェックイン手続き以前の事を言います。

チェックイン時の座席指定は無料で可能です。航空会社によってはオンラインでチェックインが可能となり搭乗の数日前からオンラインチェックインが可能になります。

       

共同運航便(コードシェアフライト)

コードシェアフライトを予約する際は原則事前座席指定が出来ません。

ただし、一部の航空会社は可能なことがあります。

コードシェア便のチェックインは、運航する航空会社カウンターにて行われます。

また機内サービスも運航する航空会社により行われ、機内持ち込み手荷物、無料手荷物許容量、超過手荷物料金、機内サービスなども、運航する航空会社の規定に基づきます。